パフスクールとは
パフスクールは、ジェンダー、セクシュアリティ、マイノリティの視点に立ち、生きる知恵と勇気を共有し、学び合う場です。
2007年6月、早稲田大学文学部正門のすぐそばdocomo shopの3階に、小さな小さな学校「パフスクール」が誕生しました。
パフスクールは、ジェンダーやセクシュアリティから自由に生きる知恵と勇気を育む学校です。大学でも市民講座でもめったに学べない、セクシュアル・マイノリティ自身の問題意識から作られた講座もたくさんあります。
今年も、魅力あるイベントにみなさまのご参加をお待ちしています。
活動内容
1 トークイベント(日本Lばなし)
国内外に点在して生きるL(Lesbian)の仲間をゲストに迎え、ライフヒストリーを聴く。
どんな時代をどんな環境(地域社会・人間関係)のもとに、何を重視して生きてきたか?
これらを聞き手と会場に集まった人たち(配信希望者含む)とで共有するイベントである。
2015年に「日本のレズビアンの歴史が知りたい」と集まった人たちから始まり、2025年1月現在、26組のゲストを迎えた。高齢の世代は自分の人生をコミュニティの歴史に刻み込む作業であり、若い世代はこの群像の中にロールモデル探しのヒントを得ることもできる。文字通り、日本のレズビアンの過去・現在・未来をつなぐ歴史づくりのイベントである。
2 メールマガジン(月刊パフスクール通信)
月1回、スタッフの記事や読者からの寄稿、イベント情報を無料でお届けする。
パフスクールの現在のコア・スタッフは、レズビアン=女性・同性愛者というアイデンティティを共通項に集まっている。ただ今世紀に入ってからセクシュアリティ(SOGI)のとらえ方だけでも、ノンバイナリー、X Gender、Trans Genderの登場など、めざましい変化が見られる。その他、エスニシティ・年齢の違いなど、挙げればきりがない多様さだ。
スタッフが互いへの敬意を失わずに、パフスクールの活動理念「ジェンダー、セクシュアリティ、マイノリティの視点に立ち、生きる知恵と勇気を共有し、学び合う場」を目指すかぎり、この通信は続けていけるだろう。
理念
パフスクールはセクシュアリティ、ジェンダー、マイノリティの視点に立ち、どんな時代・環境にあっても、共に学び合い生き抜くチカラを身につけ、自分たちの歴史をつくることによって社会変革を目指す。
達成目標
- 個人:自分の体験・感情をより深く知り、言葉にし、表現していく。
- コミュニティ:マイノリティが安心して発言できる居場所を作り、思いや考えを伝え合い、つながりを深める。
- 社会:社会の差別構造と現状を受け止め、できることから取り組んでいく。
これまでの活動
●2025年
第27話 飯野由里子「民主的なコミュニティや社会運動を作るには? 〜活動や研究の中で孤立しない、させないために〜」
●2024年
第26話 出雲まろう「怒りを創造のエネルギーへ 〜ミニコミからパレードまで、表現にかけた50年〜」
第25話 山賀沙耶「『自分のためのカミングアウト』を通して見えてきたもの」
第24話 滑川友理「政治家だからこそできることって何ですか?」
●2023年
第23話 青山真侑、大槻裕美さん「『産む』『産まない』を越えて−ふたりでママになるという決断」
第22話 カナさん「クローゼットで生きてきた50年間、そしてこれから。」
第21話 山本そよか「『楽しいこと好き』なイチ会社員が、東京都にアクションを起こしたわけ」
シネマ倶楽部さかんに活動。
●2022年
『日本Lばなし講演録 第2集』クラウドファンディング・制作・発売開始
●2021年
第20話 岩川ありさ「私が“クィア”を名乗る理由 ~マイノリティ×マイノリティを生きる~」
第19話 下山田志帆「シモさん、人生のどこにシュートを狙いますか? ~カミングアウトしたアスリートが思い描く、私たちの未来~」
●2020年
第18話 小野春・西川麻美「『結婚の自由をすべての人に』訴訟、何のために闘うの?〜原告と語る、Lコミュニティと結婚の自由」
第17話 長村さと子「セクシュアリティよりパーソナリティで繋がりたい」
第16話 井上政美・宮本一美「自分のすみかは自分で切り拓く!」
●2019年
第15話 岡野八代「『家族』に代わる支え合いのカタチとは? ~杉田議員への抗議デモでのカミングアウトを経て、今思うこと~」
第14話 森あい「ジェンダーけもの道をゆく」
●2018年
第13話 増原裕子「LGBTアクティビストに聞いてみよう」
●2017年
第12話 沢部ひとみ「女を愛した女の物語」
第11話 笹野みちる「承認欲求から精進欲求への道のり」
●2016年
第10話 若林苗子・大江千束・鳩貝啓美「私たちが場作りにかかわった理由」
第9話 クミコ「仕事とカミングアウトについて考える」
●2015年
第8話 牧村朝子「『愛こそすべて』じゃないはずよ」
第7話 尾辻かな子「LGBTと政治の世界」
第6話 イトー・ターリ「カミングアウト・パフォーマンスを通して見えたもの」
第5話 CHU~「理想のコミュニティは、どこにある!?」
第4話 宇佐美翔子「『アニース世代』は今…」
第3話 MAR「新宿二丁目にレズビアンバーが誕生したとき」
第2話 藤田博美・西千鶴「地方で活動するということ」
第1話 サチ「渡米30余年。米国西海岸で体験し、考えたこと」
●2014年
沢部ひとみ「ノンフィクション・ライター養成塾」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2014」
山賀沙耶「鎌倉L文学散歩」
アオヤマママユ・コウ(にじいろ家族)「子どもと生きるレズビアン家族」
高山直子「自分らしさを失わずに働き続けるために」
●2013年(※この年、パフスペース閉鎖)
金城理枝「ダブルマイノリティ連続講座第3講・ダブルマイノリティとうつ」
石坂わたる「ダブルマイノリティ連続講座第2講・発達障碍を知る」
岩本令子「ダブルマイノリティ連続講座第1講・共依存とEFT実践講座」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2013」
●2012年
金城理枝「ホモフォビアと心の健康」
川柳つくし「パフスクール寄席・落語ワークショップ発表会!」
川柳つくし「落語ワークショップ~より豊かな人生を送るために」
沢部ひとみ「セクマイ女性と学ぶアサーティブ・トレーニング」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2012」
伏見憲明×沢部ひとみ「対談 ご隠居さんに聴く昔話」
●2011年
金城理枝「セクシュアル・マイノリティと社会適応」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2011」
金子祐子「ライフプランとお金~お金とうまくつき合うために」
笹野みちる「3.11後の私」
●2010年
杉浦郁子・金城理枝・原みな汰・小林りょう子 他「生の多様性をひらくセクシュアル・マイノリティの多様な性」
まぎ・まお・そに・しろ「セクマイと学ぶ介護・福祉入門」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2010」
落合由利子「写真を『撮る』『語る』『作る』 ~言葉をつうじた作品づくり~」
北原みのり「仕事で傷つかない、自分を生きる~会社が怖いと思っている人に~」
●2009年
根来祐「わたしのプライベート・ドキュメンタリー」
LSP「LGBTピア・カウンセリング・ファシリテーター養成講座」
沢部ひとみ「再出発のための自分史2009」
田中美津「しっかりと、楽に生きたいね」
Rainbow Notes「ゴスペルを歌おう!」
落合由利子「カメラを持って、自分の外に出よう」
●2008年
金城理枝「セクシュアル・マイノリティのためのカウンセリング入門・実践編」
中村美亜「性の呪縛をとく」
雨宮処凛「生きさせろ! ビンボーと孤独の罠をぬけて」
金城理枝「セクシュアル・マイノリティのためのカウンセリング入門」
黒澤亜里子「『往復書簡』宮本百合子と湯浅芳子を読む」
遠藤智子「選挙で《地域》を自分のものにしよう!」
辛淑玉「マジョリティを巻き込む法」
●2007年
遠藤智子「国に意見する方法 DV法改正とロビー活動」
イトー・ターリ「私を生きる パフォーマンスアート・ワークショップ」
近山恵子「『友だち村』づくりのノウハウ」
清水晶子「クィア・スタディーズ」
沢部ひとみ「女を愛する女たちの歴史」
北原みのり「ちょっとエロい起業講座」